うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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えこ
他の子が褒められるとき現れる醜い心はヘビに似ている
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inosann
躁鬱の禁句を語る相談員こうあるべきと「しなければならぬ」
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林林
自分自身容量オーバー周りにも無理強いしそうでおっと危ない
20
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舞
暗きなかラジオ聞きつつ弁当を作れる妻の背におはようと
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蔓葵
あへて世の茨の道を行かまほし繁るも枯るもおのおのの道
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灰色猫
いつもよりほんのり強く燃え盛る灯火に染む革命前夜
14
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藤久崇
褐に紅 緑を合わせ 淹れし茶の 湯気の薫りに 冬も長閑けし
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ラベンダー
同じ歳 竹馬の友の 吾と夫 経し年月を 互いが映す
21
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夕夏
かのちへのどきょうとなえるかたりかけわけなどないわそれがすべてよ
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へし切
風の音の冬ぞ愛しき子守唄ひとり寝ぬれば夢路を通ふ
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夢士
日の暮れて寒さ身に染む十二月ほろ酔ひの空に上弦の月
18
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夕夏
いいかえるとわるいかえるものないしいいことないしましてむなしき
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朔夜
息しててよいのかどうか迷うならとりあえず寝てから考える
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恣翁
刈りばねに 車軸の軋み 客跳ねて 轍の石の悲鳴聴きたり
16
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只野ハル
炎症の反応高く下がるまで胃ろうできぬと内科医が言う
16
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ラベンダー
あたたかさ みるみる沁みる 冷え冷えの 夜に煌めく イルミネーション
10
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只野ハル
九十歳の骨折は命に係わる事と別室で医師が言う
19
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沙久
化けの皮剥がれて見えるはリアリティー 彼もあの子も横一列かも
14
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なかしぃ卿
エレベーター閉のボタンを連打する焦りが遂に不安になりぬ
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クラウン
うつむいてふと目に入る液晶の０と１とに温もり感ず
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