うたの一覧 (カテゴリー：子供 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
桜散る 園児の白眼の 蒼きこと 頬柔らかく マシュマロのよう
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詠み人知らず
夢見草 見上げる二人幾年も 今年は夢見る 君を眺める
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祐鈴
なぜ日本タンポポだけが大事なの？そう問う吾子に返事ができず
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詠み人知らず
仮入部終えし娘はおにぎりを頬張りつつ言う「テニス部にした」
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ウル
いまだ無き「美しい」という語彙の代わりに花をきみは指さす
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詠み人知らず
子を抱き 末は博士か大臣か 百日經ては ただただ元氣で
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侑綺
幼子の莓頬張りにつこりと嗚呼幾らでも食べよと思ふ
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詠み人知らず
突っ走り不意につまづき倒れたら帰っておいでおまえの居場所
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詠み人知らず
スティービー 可愛いアイシャ 唄うよに 皆もわたしも きっとあなたも
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由縁
象徴の出世矢車飛んでゆき鯉は自由を求め雑魚へと
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詠み人知らず
貞子だろ？我慢しなさい貞子です仕方ないだろ貞子なんだぞ
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美津村
潤む涙を花粉症の所為にして心配するなと送り出したり
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ふきのとう
とりどりのチューリップの咲きならびクレヨン片手に子らは描きおり
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嵐露
「子供」とは「きぼう」と読みます この国がやさしく平和に続けていくよう
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大埜真巫子.
母親と同じ道を歩まない為に自分を傷付けておく
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詠み人知らず
こんにちは首の座った孫がきてじいじとばあばは座っておれず
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南美帆
新しい教科書名前記す時産まれた朝をふと思い出す
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南美帆
親も子も新学期にはグッタリで何も言わずと皿洗う兄
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大埜真巫子.
タダイマと 舌ったらずに言うチビの スニーカーには 土のにおい が
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南美帆
眩しくて目を細めつ幼子の弾む足音八時五分前
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