うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
詠み人知らず
稚けなし 利鎌かまへる愛しさま 人數なりて蟷螂生ず
1
もっと見る
-
詠み人知らず
さればこそ 春過ぎたるを忘るらむ 今しも鳴けり老いの鶯
2
もっと見る
-
詠み人知らず
見るからは かくて折しも過ぎがてに 初音きかせよ汝ほととぎす
2
もっと見る
-
詠み人知らず
里なれし 老蘓の森の時鳥 き鳴き響もす宿の橘
1
もっと見る
-
詠み人知らず
あゆはしる 夏蚕の起きて桑を食む よろづ命の溢る天地
1
もっと見る
-
茂作
雲仙はゐたく怒れか家並みを 土石流して押し潰すらん
11
もっと見る
-
うすべに
くさむらに背丈のばしたひめじょおん 蝶がくるたびゆらりとおじぎ
9
もっと見る
-
痴光山
闌けりたる薔薇園の傍くちなしのつぼみ艶めき膨れ急きをり
5
もっと見る
-
ＫＥＮ
田鏡に 遊ぶ神かも 安逹太良を 早緑に染め 逆さに写し
11
もっと見る
-
恣翁
軟らかな南風にも 海の泡立ちて 夜光虫こそ明滅しけれ
13
もっと見る
-
武蔵野
心なき 身にも哀れは 知られけり若葉溢れる 初夏の朝焼け
8
もっと見る
-
うすべに
行く風に太ったしっぽを旅立って ふわり横切るちがやの綿毛
9
もっと見る
-
かを３
其処だけを残し刈られた土手の端アザミの赤の誇らしげ立つ
5
もっと見る
-
詠み人知らず
麥秋至りて迎ふ豐の年 穗向きてなびく黃金の波
1
もっと見る
-
ユパ
朽ちかけた柱もよそに花のあと若葉茂らせ絡みつく藤
6
もっと見る
-
しきしま
いたづらに花橘の香りけり今を昔とする術なくに
5
もっと見る
-
痴光山
俯けるほたるぶくろの花の中薄むらさきの宙の包まる
5
もっと見る
-
詠み人知らず
初なつの 野ら化粧ずる黃色の 咲き匂ふては紅花榮
1
もっと見る
-
うすべに
うのはなの雪を揺らせてあおあらし 忍び音をきく葉擦れの向こう
10
もっと見る
-
積 緋露雪
紋白蝶吾自轉車で横切るとその風蝶を卷き込みてどうもどうも
1
もっと見る
