うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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蔓葵
天てらすひかり長閑けし玉笹の節の葉わけのつゆももらさで
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紫苑
夢想家の歩みをおもふ核の傘ゆ出でざる国のかたすみにゐて
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澄舟
「ノギザカ シーファイブ」スマホから思わず顔を上げる千代田線
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大納言のりば
益荒男らの冬の露天の湯にこぞり若き血潮は顔に漲る
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詠み人知らず
スーパーの柚子は売り切れ仕方なくみかんを入れてごまかしている
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林林
北海道から神奈川へ旅をした南瓜を煮れば北国の唄
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藍子
誕生日また歳重ね少しずつ尖った心の角ので取れつつ
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恣翁
赤黒き河流るがに 熱帯ぶる響めき鈍く 街に渦巻く
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詠み人知らず
わが手からお年玉やらプレゼントだあれの手にもわたる事はないけど
12
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秋日好
冬至まで働き十日間休み正月二日が仕事始めで
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詠み人知らず
ヒロインの言動性格髪型が我に似ていた鎌倉物語
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只野ハル
東京のパンダの過熱報道に和歌山の知事こちらにも居る
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秋日好
長々と壁にリボンを架け渡し届いたカードを吊るし眺める
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藤本
クリスマスムードの街でたちんぼが俺を待ってるように立ってる
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滝川昌之
一心に玩具売り場を巡る子の目の輝きよ聖夜を照らせ
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詠み人知らず
万華鏡さながらケィク溢るれど シュトレン、ビュッシュドノエル吾が好み
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さへき さうじん
この国の病愈々深くなり ステージ４に差し掛かりたり
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藍子
草枕ふと思い出す漱石忌今でも消えぬ足跡巡る
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コタロー
拉致被害遺族の想ひ傳はらず年越し蕎麥の麺は伸びきる
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詠み人知らず
流れ星あまた降るはず立ち待てど数ふる程のビルの屋上
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