うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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水海はるこ
それはそれ 嫌いな人にも適温のお茶を淹れてる給湯室では
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水海はるこ
十倍のバブに頼ろう上司から「らしくないね」と評された日は
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ふきのとう
良き年をの言葉を交わし手をふれば一筋の青は空に広がる
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水海はるこ
午後三時ガラスの向こうに満ちている自由を眺めて終わる休憩
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詠み人知らず
スーツ着た人の失せたりビジネス街ビルに貼られし謹賀新年
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詠み人知らず
夜のふけて火の用心と回り来ぬ人の声聞き年の暮れゆく
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多良ラッタ
久々にパーカッションでのリハーサル手の痛みすら心地よし
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水海はるこ
憂鬱と倦怠感のブレンドを飲み干し行こう月曜の朝
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片井俊二
一年の仕事を納め家路ゆく我に微笑む上弦の月
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美津村
天井の低き部屋に待たされてはや結論を得たる思ひす
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美津村
今日からは街道沿ひの配達区反射テープをバイクに貼り足す
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美津村
新聞を配りながらのぼる坂夜の明け初めて霜のかがやく
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想野
気持ちよく仕事納めと思いしを苦く染めたる一本のメール
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美津村
月の夜はゆっくりのんびり配達す満月見上げて街見下ろして
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詠み人知らず
腰までも曲がるくらいに永き日々田畑に立ちてかがみて老いし
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秋日好
手作りの打ち上げ楽し持ち寄ったサンドもケーキも食べきれないほど
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芳立
コンビニのまへでケーキをひとり売るサンタむすめに幸ひはあれ
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美津村
バイクのエンジン澄みたる音に今朝響き新聞配る町空気冴ゆ
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美津村
月かげに今朝は明るき階段を新聞抱へ駆け上がりたり
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美津村
満月に向かひて新聞配る坂この坂のぼれば配達終る
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