うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
-
夢士
居酒屋の小声の会話聞こえ来る弥生の風に吹かれし人事
17
もっと見る
-
夢士
企業とふ組織の駒で四十年角なき石となりて歌詠む
18
もっと見る
-
恣翁
上げ潮に 流れで黒ずむ神田川 朝の河岸にぞ 船を舫へる
15
もっと見る
-
石川順一
短詩書くお経唱えてワイン飲む一瞬の啓示詩心が起こる
14
もっと見る
-
石川順一
伯父の夢前日見たと言うべきか非常にあやふやエヴァの様かも
8
もっと見る
-
石川順一
エヴァの間はハム太郎より遠ざかり小牛を侮蔑する暇は無し
6
もっと見る
-
只野ハル
それほど寒くはないが暖かくもないのでストーブを焚いている
11
もっと見る
-
九條千鶴
忘れたい記憶の傷をかきむしり忘れられずにまた傷ついた
9
もっと見る
-
九條千鶴
私の目が硝子玉ならあなたと同じ景色が見れるだろうか
8
もっと見る
-
鴎
筑前煮美味くなったら大人だと言ってみるなり獅子の往く頃
4
もっと見る
-
吉野 鮎
石庭を摸す庭築く驛にゐて叡智の水脈の聞ゆ氣のして
9
もっと見る
-
詠み人知らず
あの冬の製氷皿の氷たちもシンクの上で溶けていく 春
6
もっと見る
-
吉野 鮎
ひねもすを高天井にこだまする不協和音に鎭もる石庭
6
もっと見る
-
吉野 鮎
ごみ箱を漁る少年カラードを罵聲をあげつ蹴あぐ大靴
7
もっと見る
-
九條千鶴
人のなき寂しき道を行くときは冷たき風に優しさ感ずる
5
もっと見る
-
舞
まほろばに廻る季節ゆき地に満てる産土神の美ましやまとは
9
もっと見る
-
林林
ヘンゼルが標に千切るパンの如しんどい気持ち小出しに歩こう
17
もっと見る
-
林林
より強き刺激求むるその心迷子になっているのだろうか
18
もっと見る
-
林林
五分ほどお待ちください苛立ちという名の獸が暴れています
21
もっと見る
-
林林
真夜中に食べるのでなく考えることのお供に大根の皮
14
もっと見る
