うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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美津村
油膜のやうな月の暈ありあたたかし今朝はゆっくり新聞配る
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詠み人知らず
凛とした朝の空気を吸い込んで「よし」と呟き雪舞う中へ
4
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夢士
久々の人の波間の浮き世草最先端の技術に酔はむ
13
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ぽむもふ
満たされぬ日常生きる為の手段妄想力がレベルアップ！
3
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たゆむ
帰り道しろねこ見かけ写真撮る切なくなりて縞傘落とす
3
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多良ラッタ
退屈を相棒にした昼下がり焦りは袖にすることにして
1
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詠み人知らず
泳がねば呼吸のできず死に至るマグロのような日本経済
3
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美津村
ジグザグにバイクを揺らし戯れて配達帰りの野の道をゆく
10
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美津村
降る雪が眼に入り走りえずバイクを押して新聞くばる
3
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美津村
新聞を配る朝々渡る橋今朝擬宝珠に雪の載りゐる
3
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美津村
雪積もる今朝は新聞抱きかかへ歩いて配る歩いても滑る
2
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想野
雨やみて冬日さし込む仕事場の窓から逃がす心だけでも
3
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美津村
雪起しの風に挑みて配りゆく風にぱさつく新聞折りつつ
7
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秋日好
まず仕事先立つものは金だから頼むからもう病欠やめて
10
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月虹
焦り出す心にひとつ句読点時間の波を乗りこなせたら
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小鳥遊
行きたくない 上司と二次会 行くしかなく 明日はきっと ニキビが増えてる
5
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ぽむもふ
あした雪？ニュースを聞いてワクワクとするも僅かで明日を案ずる
2
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千草ななせ
告げる夜。「辞めます私」俯いて 置いてかないでと、袖を引かれる。
2
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詠み人知らず
うたのわは設計図なき創造の未完の極致サクラダファミリア
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松本直哉
たなうらにちからをこめてねる生地の粘度ましつつかたちととのふ
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