うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
背伸びしてた子らは今では背を丸め打たれぬように声を潜める
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石川順一
骨付きの鶏肉三角揚げ豆腐味噌汁イモのサラダに御飯
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石川順一
ガリがある取り放題が真ん中にミニチュア鋤焼黒のお盆に
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石川順一
目玉焼きカレーの上に乗って居るお茶は黄色く月の如くに
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石川順一
捌かれるイワシかアジか分からずにブロッコリーも添えられて居る
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石川順一
髪を切る覚悟は初冬の頃にあり俳句を考慮して居る様な
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千映
定命の意味おぼろげに知る吾でも己の定命知るすべもなく
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詠み人知らず
触れ合って 私の心は磨かれる 傷つきながら 傷つけながら
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千映
大腸の手術後五年過ぎた夫最後の検査にこころ乱れる
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ガイトさん
新年度桜に向かい願うなら私はもっと素直になりたい
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夕夏
けんりょくしゃこっきょうのぞみたみはみなさいはてのちまでじゆうおうか
6
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松本直哉
ゆきやなぎ咲ききはまりて花序重し思索のはての春の夕闇
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なかしぃ卿
春雨のあがりてのちに東風吹かば我見ゆるまで桜な散りそ
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朔夜
なっとくのいくこたえがでないまままだ歌詠みを続けています
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なかしぃ卿
居眠りて電車の揺れの心地よさ降りたき駅を通り過ぎけむ
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九條千鶴
泣く空と一緒に泣いて散る花をみる人のなき昼のキャンパス
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さえね
アイフォンの秒針みじろぐその時し世界も共にみじろいでいる
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詠み人知らず
入り際に 海人舟消ゆり 暗みたり 漁り火灯り 沖ほのかなり
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inosann
店員が客の落としし焼き立てパン笑顔で取りかえゴミ箱に捨てし
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千映
散りばめた裳裾に桜華やかで演歌の歌詞が色気を添える
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