うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
農民の落ち穂を拾う姿には変わらぬままのいとなみのあり
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詠み人知らず
チャレメラのしばし鳴りてはふたつねと町工場からおやじが二人
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由縁
休日をつぶした仕事背に重く 飲み会やめて夫は帰還
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林林
明日から新たな週が始まりぬ 少し不安で少しワクワク
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天徳乃東風
寢たるとにやうやう暗くなりゆけば明日の業をば思ひ出でらる
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あんとん
火を貸す相手 わかばにて しまった桜 あんぱんは おやつにらしい
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ぽむもふ
土曜日に出勤日とか信じたくないから明日は平日ですよ
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成瀬山水
世の中にはびこる魔法「ソリューション」つつみ紙変え新品のよう
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美津村
子規に向けて光りたりしはどの星か星空見上げて新聞配る
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美津村
風強き橋を渡るとヘルメットの紐締め直しバイク乗り出す
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美津村
目覚まし時計のやうな耳鳴りまた出でて頭振り振り新聞配る
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美津村
夕刊は少し身綺麗にして配る昼間は人に逢ふ言葉も交す
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美津村
投げ返すやうに返され退きさがる試読紙さへも見てはもらへず
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由縁
就職をはばむ再発気落ちして 錠剤の名を履歴書に書く
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秋日好
バクの糞洗って出てきたパパイヤの種を蒔いてと依頼を受けて
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詠み人知らず
決算の赤字が続く企業なぞ異常気象の飢えの地のごと
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詠み人知らず
投げられて開かれ動く画像には捨てられてさえ朽ちれど残り
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詠み人知らず
焼く前のお好み焼きの具のようにかき混ぜ広げ伸ばしてみたい
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詠み人知らず
国会の中継見れど議員らのお披露目がため晴れ舞台ぞよ
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風花
飲み込んだ言葉が喉を塞ぐ朝 お茶淹れる音殊更響く
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