うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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みやこうまし
動けない不自由の木々眺めつつ人は満たさる優越感を
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桜園
ことさらに冷たき今朝は花たちに水をやるのもはばかるほどに
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あやぽ
六時半プラットホームの照明は音もなく消え夜が終わりぬ
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麻倉ゆえ
ほんのりと爪の先だけ紅さして手招くように舞った山茶花
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浅草大将
花見よとひと宣るは惜し日の微かのびしを春の訪ひと詠みなば
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詠み人知らず
雪・雪・雪 落下し続け埋めるのは 雪そのものの汚れた白さ
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深倖（白子鳩）
東空 まだ夜におちぬ青空にひとつ浮かべる白く澄む月
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深倖（白子鳩）
西の空 あかねに染まる夕の陽は地平の前に、雲に隠れき。
4
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由良
少しでも暖かければ緑伸び春待たずともいつも元気で
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恣翁
バラバラと音立て散れる山茶花の淡き花片は桜貝かも
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デラモルテ
冬木立悲しみ色に咲き出づる悲傷の刻を告げし雪花
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デラモルテ
大寒の深雪の下に隠りたる春の息吹きに思ひ馳せつつ
10
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詩衣
さんさんと夏に輝く太陽に 向日葵たちは目を細めけり
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桜園
冬枯れの庭に灯りを灯すごと寒椿さく紅一点に
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恣翁
雪解けの緑の水に架かる橋 渡らば袖に梅が香滲まむ
41
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涅槃ちゃん
雪が降る 辺り一面 銀世界 あの血飛沫とぶ 映画なんだっけ？
1
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恵
ひっそりと冷たく光る冬の月 見上げる我もひとりぼっち
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水鐘
昔より人に愛でらる花の名をさくらさくらと歌ふ聲あり
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あまおう
ざわざわと光る星よりシグナルが規則正しい飛行機が好き
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五穀米
汝は我に微笑み給うあぁマリア朝焼け待てば空はむらさき
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