うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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松本直哉
天窓ゆあはきひかりのふるあした味噌甕のみそしづかに熟す
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美遠
？のとなりにはいつも ！がいるようにしたい
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詠み人知らず
光あれ そう言う君ら 陰日向報われる日が 共々あれば
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詠み人知らず
実力が違うのだよと専務サマ 禿げ散らかして 腹は臨月
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詠み人知らず
エリートと言われる彼は理系なりマネーは知れどマナーに疎く
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詠み人知らず
清掃の職に就きたる高齢の男性が説く若かりし頃
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秋日好
放っとけば干乾びてしまう苗たちを鉢上げするのは自分のためだ
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秋日好
断続の睡眠の後 職場には仲間もいれば居場所もあった
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詠み人知らず
水をはり金魚の泳ぐ水槽に町おこしなる電話ボックスよ
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詠み人知らず
すれ違う電車は速く走り去る車窓の人は都心へと行く
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詠み人知らず
なつかしきたばこの文字の店先に日で色あせた招き猫見え
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縫
夢探し見つけ秘めれば光増す追い風となりこの身空飛ぶ
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ゆえ
表裏恐ろしいほどはっきりで同性の目には般若のあの娘
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詠み人知らず
大好きな春琴抄や細雪綿密なるぞ創作ノート
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詠み人知らず
重たげな六法全書並べ置く先生がいるあくびをしてる
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千草ななせ
３Ｍ スチール棚のてっぺんの ほこり拭くため いす肩車
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由縁
一日の六分の一通勤に費やす夫の会社の非合理
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秋日好
手は荒れて腰は痛くて安月給それでも花に囲まれ続く
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秋日好
今朝オフィス席に着いたら「もう君の仕事は無い」と上司に言われ
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秋日好
三百の苗を鉢上げしたけれど四百八十まだ残ってる
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