うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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文麿
あはく濃くパステル染めし春の野にピンクのパッチ山櫻かな
6
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ppm
薄赤き月頂に昇り来て草加煎餅かざして比ぶ
4
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紹益
ゆらゆらと 漁火揺れる 海原を 朧な月が 優しく照らす
12
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紫苑
湿り気をおびたる白のなにとなく彼岸めきたる春はあけぼの
6
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ppm
丸い月つい月齢を確認し満月ならば義務感で詠む
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みやこうまし
陽光に新芽ひらきて葉となれば古きは落ちて腐葉土めざす
8
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みなま
ツルばらのダブルディライト アーチより今年も咲いたよ、見て見て！と急かす
3
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コーラ
今夜、死んだように眠れるのといつか眠るように、、どっちが、、、ムニャム
5
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ppm
オムツしたお尻を見せて潜らむと頭ぐりぐり花の熊蜂
1
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弥生
独国に学ぶ友よりシュパゲール雪の国にも春来るらし
3
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恣翁
一粒の真珠の如き月の射す新芽は 青き羅の帯に似る
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詠み人知らず
日付け越え拾う車のサス硬く 死期のことなど考えていた
10
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詠み人知らず
夏待ちて舵取る術を覺えたるいつか自分のアークに乘つて
2
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詠み人知らず
西風も忙がし過ぎて目が廻り廻り囘つて氣がつけば東風
1
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ppm
道端の遺体を数ふ三つ四つ田に水張りて蛙ご難儀
3
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みやこうまし
緑立つ木群れに入りて心足り樹幹に凭れしばし黙想
11
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純哉
紅色のつい顔を出す石楠花の綻び見ればつられて笑う
3
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偽嫁
曇天に頭を上げた福寿草お天道様の代役してた
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ppm
満開を歌で寿ぐ歌人なし花は咲けども松の木が故
1
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みなま
ほんたうにほんたうにあをい青だなあ矢車草の花が咲ゐたよ
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