うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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石川順一
詩作から歌作に転じる難しさ過去に媚びたり過去を呼んだり
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石川順一
サウザーが倒される回しかと見て七月二日の深夜過ぎ行く
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沙久
支えてる人にも「支え」が必要と君のメールが教えてくれた
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沙久
「見守ってくれる？」と君に聞いたのは「還る場所」だと思ったからだ
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川島さかな
美しい瞳にうつる掛時計僕は気づいた「録画忘れた」
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あゆか
映画よりプラネタリウムわれかつて児童館でひと夏あそんだ
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あゆか
クワガタが駄菓子屋さんで前髪に絡みついたの 連れて帰るの
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あゆか
幼き日たどりたどれぬハッカ飴変わらぬ味を駄菓子屋で買う
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なかしぃ卿
盆地故に熱こもりたるあおによし奈良の燈火会燃ゆる想ひと
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西村 由佳里
コツカツと靴を鳴らしてさしすせそ今日の行き先お目めの病院
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新座の迷い人
株屋言う 千五百円が まじかにと 騙されて買い 損をするかな
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紫草
夏色の景色を切り取り帯にせんするりと締めて歌会へゆかん
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詠み人知らず
メトロへの入口で回すオルガンの老女の手に見るさっきまでのパリ
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詠み人知らず
冷たさに火照った頭は現実へ夏日の朝の蛇口をひねり
7
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中野美雄
させる日に震ふ撫子を目守りゐるこの瞬間に出会ひたる我
5
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安井シンゴ
毎日は面白くない人生と男子学生云い前を向く
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安井シンゴ
舌先で歯裏を探り確認す治療の跡に存在感あり
12
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夕夏
なじめずにぎいんしょくさえすてるひとありへたなそうしゃのふえのねに
3
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舞
故郷の星満つる空思えども夜間飛行の灯のみ遥かに
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詠み人知らず
約物に頼ろうとする未熟者 言葉で表現できない吾は
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