うたの一覧
(カテゴリー:自然 並び替え:新着順)
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まがね
雨の色傘の真似した植物はでんでん虫の秘密のお家
4
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水面
空梅雨も 知らぬそぶりで 咲き誇る 紫陽花支える 見えぬ根っこよ
2
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さく
天気図を見て想うこと 少しでも雨があなたを避けますように
6
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みやこうまし
銀杏の青き未熟が雨に落ちころがる無念道辺に満てり
18
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片井俊二
夏空に雲湧き立ちて流れゆくもう二度とない同じ空の下
1
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片井俊二
庭先に数多広がる小さな手夏に恋して秋を彩る
1
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詠み人知らず
山の端の向こうの虹がついてくる 新快速は 優しい速度
15
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紫草
水無月の露を吸いたる白い肌泰山木は花笑みざかり
19
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ふきのとう
ようやくに雨の恵みを地に受けてなすやきゅーりはいきいきとなる
10
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春咲
ようやくの 慈雨に恵まれ 野に遊ぶ 小鳥は屋根に 水と戯る
10
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聴雨
朝ぼらけほつえに咲きし一輪の花とみまがふ青き鳥の音
14
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聴雨
雨落ちに打たるる花の弾きゐる言葉のやうなちさき宝玉
11
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紹益
梅雨空に 巣立ち飛び立つ 若つばめ より軽やかに より高らかに
12
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紹益
溌剌と つばめ飛び交う 曇り空 白い布地を 切り裂くように
9
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佐倉さぐ
軒先を伝う雨水 寒天に溶かして固めていただきましょう
1
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風橋 平
飛び来れば白きむないたひるがへす空より高くゆくつばくらめ
3
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舞
上弦の月入る山の故郷の残れる雪の目に痛き白
2
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日向猫
筥崎は荒ぶる神におわするが お膝元には艶なる紫陽花
12
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くるーぶB
雨を見て 自分の心と重ねてた日を懷かしむ 雨のない梅雨
2
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西村 由佳里
青々と 明るい空に ふと気付く 昨日の空も 青かったかな
1
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