うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
詠み人知らず
北陸の鉛の雲の直下には 目に染む青が敷きつめてある
13
もっと見る
-
日向猫
大粒の雨に打たれて夏至る 暦のようには季移ろわず
12
もっと見る
-
芳立
天地のことわり知らぬ人ならで獣は恋の月をわきまふ
4
もっと見る
-
舞
雨霞白き瀬戸内越えゆけばあらわれ消える薄墨の島
5
もっと見る
-
ppm
雨乞うた祈り通じて喜ばむ適度な量と言うはわがまま
3
もっと見る
-
詠み人知らず
秒針がたわわに実る梅雨空が改札口の混雑を待つ
5
もっと見る
-
詠み人知らず
石を割き伸びて陽を見るヒメジョオン細き身体の逞しきこと
4
もっと見る
-
みやこうまし
梅雨雨に緑もこもこ東山いきいき子等は三十六峰
5
もっと見る
-
にゃら
朝つゆの あじさい恋し かたつむり のたりのたりと 道を渡るか
3
もっと見る
-
もなca
ほんのりと色づく梅にさわさわと銀糸のような雨の降る朝
21
もっと見る
-
日向猫
アカパンサス アガペを謳う花なれど 和名は硬派な紫君子蘭
17
もっと見る
-
潮月繁樹
何氣ない移り變はりの閃きを瞬間接着劑で留め置きぬ
13
もっと見る
-
恣翁
石蕗の濃き緑葉に置く滴 照る程に 雨降り増さるめり
36
もっと見る
-
聴雨
ひと頃の思ひは雨に流れゆきさやけき歌は耳にとどまる
10
もっと見る
-
たんぽぽすずめ。
曇天は憂鬱だけどユウウツと書けば身軽になるね心も
3
もっと見る
-
たんぽぽすずめ。
曇天を見る憂鬱もユウウツと書けばなんだか身軽になるね
4
もっと見る
-
桜胡蝶
梅雨桜 人を迎えば嬉々と笑み我一番と咲き魅せては揺れ
3
もっと見る
-
さく
梅雨に咲く見上げる高さの君想ひ心は晴れて逢う日を待たむ
2
もっと見る
-
日向猫
あはれなり 立ち枯れし合歓の古木よ かつて小さき手で触れた幹
14
もっと見る
-
潮月繁樹
雨音の色踊りける紫陽花に御用逹多忙の蝸牛
5
もっと見る
