うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
千草
生ぬるき風頬を撫で青柳を揺らし川面を滑り戯る
17
もっと見る
-
千草
忽ちに夕立止みて湖は夕映えの空溶かし波立つ
18
もっと見る
-
ラーフル
疊の目 玻璃の滴が 吸ひ込まれしびれる脚の 蒸れる膝裏
0
もっと見る
-
芳立
雨やみを待ちてぞつひに野分なくかささぎわたす橋もみるかな
11
もっと見る
-
桜園
笹の葉にじっと止まりる赤トンボ接写に撮れし七夕の朝
11
もっと見る
-
ラーフル
桶に水 なみなみ張りて 縁側の胡瓜待つ身は 河童小僧よ
0
もっと見る
-
詠み人知らず
俗世からの 悪を遮断し 群生す白い追憶 どくだみの花
3
もっと見る
-
まがね
今年初の蝉のなく声聞いた朝ニュースは今宵の熱帯夜を告げ
8
もっと見る
-
inosann
顔なでる地球の息吹のごと風に命研がれて吾は生き行く
24
もっと見る
-
鵺吉
七月の草原さらさらひとり立ち謳うよ空と空の青さを
4
もっと見る
-
もなca
隣家まで張り出す枝は落とされて あまたの青い実をつけたまま
26
もっと見る
-
聴雨
まろき背と蓮のつぼみのやうな掌を傍にみて杜すぐる朝
16
もっと見る
-
紫苑
牽牛花といふを知らざり木の末を昇りのぼりて青きあさがほ
12
もっと見る
-
たんぽぽすずめ。
生き餌の鯵が食いつき上がらない地球はやはり海よりでかい
9
もっと見る
-
小林道憲
鳥啼かず 人も語らぬ蒸し暑さ 風さえ止まる梅雨時のこと
16
もっと見る
-
住川幸
りんどうの花咲く野原左には線路右を向けば天の川
5
もっと見る
-
しりか
夏山の緑濃くして声深し歌に踊りて田園に舞う
3
もっと見る
-
文麿
幾重にも連なる雲の山に疾く慌て飛び去るあてなきものを
5
もっと見る
-
inosann
愛妻の寝息かきけす雨音と秒針響く眠れぬ夜に
14
もっと見る
-
恣翁
炭酸の細かな泡を透かすがに 景色はぼんやり緑に烟る
26
もっと見る
