うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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秋日好
ヨーコ愛づ恋の底値は計れない世に問う差異の堰は緩まり
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灰色猫
闇に咲き闇にしおれて流されるわたしの歌は水のようです
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灰色猫
灰色の猫はなかなか文脈が読み解けないまま変な返歌を
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抽信抄
アスファルトに潰れ干からびたる蚯蚓何を求めんいづこへ行かん
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抽信抄
居間に居るテレビとかいう黒き板我が安らぎを打ち壞すなり
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あゆか
灰色の猫ちゃんは短歌が上手い 「初めて」はどこかにあるんだよ
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あゆか
うたのわで短歌をつくる習慣が定着したね 百首できるね
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ガイトさん
虹の橋渡っていけば対岸の人と友へとなれる気がした
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関山里桜
ふみ書けば意識の底へ薄れゆく夜の微かなラジオの演歌
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関山里桜
ほかほかと惚け湯屋より帰りゆく坂ゆるやかに弓張り月へ
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己利善慮鬼
繰り返す明日を今日にするだけでどうして生きていると言えるの
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詠み人知らず
下駄箱の左上から順番にアルファベットの発音試す
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詠み人知らず
たくましく見えた赤銅色の腕自棄に細く薄まりて祖父の
3
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真雪
この世の果ての動物園見るものも見られるものも白昼夢の中
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石川順一
目覚めればクーラー付いて居る部屋を求めて下へ降りて行くかな
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夕夏
ごかいちょうくろこぜんめんしゅつえんもすがをじょうほういんぺいしたり
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中野美雄
アテンダントとふ女車掌に若かりし きみ思ひつつ電車揺れゆく
8
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関山里桜
クロップド丈のデニムとポロワンピ両手に迷う海へゆく朝
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ななかまど
秋風がコスモスの花ゆらしおり右に左に決意惑いぬ
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真雪
水銀の主成分は笑うことしか許されないピエロの涙
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