うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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まがね
ジャンパーをすり抜け冷気が入ってくる「温めて」って肌に触れるの
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詠み人知らず
凍て雲が千々に切れゆく西空に飛行機雲が二つ交差す
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もなca
赤い実をふたつ残して収穫を終えた柿の木青空に映ゆ
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サセボ
七色の虹も真っ赤に染まってた 秋の夕暮れ空どこまでも
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イマココ
朝燒けを見留めた吾の背後にはすくと立ちたる一筋の虹
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イマココ
一つだけふわりと咲きし山茶花は物言いたげに佇んでゐる
1
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イマココ
満天星の血潮のやうな紅きあか驟雨に映える怖いくらいに
1
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へし切
あな可笑し 点滴を注すその人は 紫煙燻らす 病院の外
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恣翁
落日は 徐々にその影拡ぐるに 今 休息の中に入る浜
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詠み人知らず
ひと粒の光子の運ぶあれこれが 何や知らねど僕らを作る
10
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まがね
イジワルな雨は洗濯物に降り恵みの雨は畑に降ります
5
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まがね
雨又は雪の降水確率を告げたその夜霰が降った
4
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いちにのパッパ
ただでさえ短くなった春と秋おまけに秋の花粉だなんて
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ヤブ
足元に冬虫夏草みーつけたおたく拝見おたく崩壊
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河のほとり
古里の秋は深くもなりにけりもみぢににほふ山のふもとに
5
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恣翁
葉を落とし 高き欅は 刺し網のごとき上枝を 空に透かせり
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へし切
風なきに 黄金に染みて 黄葉散る吾、散り際の 覚悟を見たり
6
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詠み人知らず
八つでなく奇数に裂けてヤツデの葉はつふゆの陽に手をさしのべる
4
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みやこうまし
木葉散りて細きさ枝の隙間から 暮色の空に弓張の月
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まがね
泣いていた空は泣き止み満月を見上げ光と雲を踊らせ
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