うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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河のほとり
寂しさを残して過ぐる木枯らしはせめて紅葉を吹きな散らしそ
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inosann
実るほど葉は枯れ落ちる柿の木は今年もしっかり結果を残す
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へし切
西見れば 一番星の輝きて 冬の夜空に月と戯る
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みやこうまし
色混ぜし山の紅葉の日に照りて裾野に描く秋の曼荼羅
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ふきのとう
まだ暗き激しき雨に目覚めれば雷ひびき布団かぶりぬ
6
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河のほとり
もみぢにも露にも換ふる身ともがな夢のこの世のまよひばかりに
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イマココ
真夜中に 目覚めて気付いた満月に 敬虔といふ想ひ知るなり
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鳰
はつ冬のおかしい程のあたたかさいつ裏切るかくちびる割るか
2
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恣翁
落葉踏む足音高く 新月の下枝に寒き光放てり
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inosann
この雲のようにとかつて思いしか空まっぷたつに分けし如くに
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詠み人知らず
複雑な結び目のリボン結びつつ冬の木立に鳥たちの啼く
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inosann
このための一日と言える一対の月と星みる営業終えて
6
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ゆりかもめ
草むらに 暖を求めて猫二匹 吾の問いにも 眼を細めおり
6
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ゆりかもめ
もの言わぬ花とて口のある如く 言葉を交わす 一輪の花と
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inosann
このための一日言える一対の月と星みる営業終えて
6
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詠み人知らず
ヒーターの前で手をすり足をするピークに我は生き残れるか
3
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みやこうまし
山茶花の紅き唇つき出して一人過ぎゆく我を呼びたり
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詠み人知らず
落葉ふみ登りつめたる山頂にかすかに見ゆる小さき富士が
6
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ほの香
柿色に残葉は陽を照り返し 柿実りたる里の空恋ふ
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みなま
唐楓はつかな風の往来に五色の散華施すがごと
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