うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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恣翁
心にもあらで 望月に随へば 然るべき世の尽きぬべきかな
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荒野のペンギン
母と子の長々伸びる影法師見上げた空に茜が広がる
11
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横井 信
寝室の 窓から見えた 青い空 いらだち耐えて 寝転んだ時
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横井 信
嵐去り 頬撫でる風 心地よく いらだちつのる 不自由な足
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へし切
秋夕焼 明日は晴れると雲が言ふ こころの空も晴れるといいね
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こぐまじゅんこ
タブレットでどうぶつしょうぎのゲームするはじめて勝ってはまっています
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新座の迷い人
悲しやな 我の歌には 拍手くれ 今は誰にと 拍手するのかな
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詠み人知らず
朝の色 昼の色が溶け出して 今日の彩り 夜へと混じりし
9
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関山里桜
野分過ぎてあっけらかんと日の照れる土手に砕けし瓶の鳶色
9
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荒野のペンギン
夢だとかやりたいことが見つからず五十代でもまだ迷い中
10
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荒野のペンギン
稲を刈る草の匂いが漂いて今年の秋も無事訪れり
9
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千映
「ごめんね」と心でいうて切り刻む母と吾のシャツ油拭きにす
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藍涼
美しく 咲き誇る花は いつか散る 少し地味な 花になりたい
4
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紫草
ひらひらと聞き流す耳とがめる耳使い仕分けてふたひら疲る
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横井 信
人として 進むべき道 見えずとも 真心待ちて 自然に過ごせ
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恣翁
青き栗の梂 落としつる風を吸ひ 胸の底方ゆ 吐き出しつべし
17
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みやこうまし
生きるのも死ぬのも天のまにまにと思いて暮らす徒然の日々
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秋日好
薄暗い「山の魔王の宮殿」の曲がる廊下に閉じ込められて
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詠み人知らず
ビール求めまさぐる氷水の中どの缶もどの缶も発泡酒
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詠み人知らず
三十五度五分の俺をあたためて四十二度ではなくなってゆく湯
8
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