うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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夕夏
ないようであるようなそんなきもちでものごととらえきれずによんで
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詠み人知らず
寂しくも 涙零すは似合わぬに 笑へかし吾 ウィンクしつつ
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詠み人知らず
指先の 血玉の緋が可愛くて 舌で掬えば 辛辣な鉄
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詠み人知らず
本能で生きたる吾の 僅かの知 育み給へる うたのわに深謝
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恣翁
燻りたる 野辺の煙と成り果てて 夕日のごとく沈みゆかまし
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灰色猫
ねえ太宰きみが誓って約束を果たした友が津軽で待ってる
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元親兄貴
「まぁいいや」 言ってはみたもの 本当は「どうしようか」とバクバクの胸
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石川順一
夕食の直前激しく腹が減りクリームパンとカレーパン食べ
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荒野のペンギン
チャルメラの妙に哀愁漂いて夜鳴きラーメンついついおかわり
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荒野のペンギン
一日を終えて手にとる化粧水何がどうとかいうのじゃないけと
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石川順一
コーギーに帰りに出会う翌日は行きに出会えりまだ子犬かな
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石川順一
木の門が南に有れば北上し盆踊りの地へ向かう我かな
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明星
電車にて人の行動眺むればスマホスマホと皆同じなり
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詠み人知らず
褒められて ない伸びしろは 伸びずとも 頭の上で音符が踊る
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詠み人知らず
無人駅 白い光に照らされた 駅名看板 目をこらし見る
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詠み人知らず
夜行バス 行き先書かれた電光板 「山形駅から桃源郷へ」
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ななかまど
「むしのこえ」思い起こして口ずさむ遠き日の夢稲穂に揺れる
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へし切
顧みる昭和はみんな古着きて偶の晴れ着は身にぎこちなく
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真雪
マグカップふちのところが欠けていて埋まらぬままにまた朝が来る
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こぐまじゅんこ
しとしとと雨の降る日はたまってた家事をせっせとこなすのもよし
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