うたの一覧 (カテゴリー：友達 並び替え：新着順)
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茂作
さしむかひ二人暮れゆく秋の日の 一杯飮み屋に鍋の匂へる
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灰色猫
夏からの文を撫でてはあたためる冷えゆく秋のこの手のひらで
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澪子
心病む夫と過ごす明け暮れを友は語りぬ声震わせて
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独独静
憂いなど 無いかの如く 笑う君救われる日も 恨めしき日も
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独独静
いつの間に 便りも失せて 帰り道眺める空は 最後のよすが
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海野 冬雪
おさなごがハグッ いのちをはんぶんコ ぼくはいきるさ いわれなくても
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茂作
久しぶり會へばますます衰へて 髮は薄くもなるや我が身も
9
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秋日好
胸を打つ絵画音楽物語詩歌すべてに囲まれてあれ
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茂作
酒斷ちし友を淋しき家に訪ふ 甘味處を手土産にして
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滝川昌之
ユトリロの白の時代を塗りにゆく奥底深い悲しみ色に
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秋日好
ユトリロの白の時代に華添えるツグハル・フジタの猫と女と
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秋日好
切なさに心の塞ぐこぬか雨独りであると突きつけられて
8
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滝川昌之
コンバットマーチの匍匐前進と少年の日の有刺鉄線
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茂作
久しぶり男やもめの友訪へば 酒は絶つとて茶立てて迎ふ
10
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滝川昌之
果実酒のようにするりと腑に落ちる友の言葉はそんな感じだ
15
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秋日好
吾が顔は「大人になったアラレちゃん」友のメールにくすくす笑い
8
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千映２
里ごころ出たらあなたが辛いかと写真で我慢の筆まめがいる
4
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千映２
故郷の友のメールはいつ帰る待ってるからねの愛の催促
4
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滝川昌之
代役の幹事は俺が務めたぞ旧友集うお前の新盆
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薫大将
十八歳友の息子の年を聞き我らの出會ひし時を思ほゆ
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