うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
耳なじむ昭和の歌謡が踊る夜 唸るようなバイクの咆哮
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コタロー
秋の夜の寂しさ募る靜けさに蛇口を漏れる水滴の音
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荒野のペンギン
将来の夢はと聞かれ絶句する五十歳の吾の身に将来はあるのか
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荒野のペンギン
風呂上がり「鉄腕ダッシュ」を眺めつつ夕げという名の缶ビール二本
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荒野のペンギン
こうやって独りで呑んでいる夜はヤなことちょっぴり忘れてたいの
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千映
楽天が勝ったからかな遠花火暖房入れる我慢はしない
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石川順一
マラソンをして居る夢の中にある前方走者を目標にする
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千映
杖などはいらぬと見栄をはる翁骨折地獄のリハビリ戦争
10
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滝川昌之
秋はなぜせつない歌に仮託するオサリバンなど口笛にして
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サヤ
あくまでもしなやかな腕 青年は平均台を軽やかにゆく
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夕夏
じょうかまちにてひなるのかきちのまちなみでじまのまちにひこうじょう
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ひわ
溶き卵纏って眠る食パンに僕もなりたい 月曜の朝
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秋日好
リボン型パスタを頬張る目の前でテレビは出汁のとり方語る
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ななかまど
紅葉を追いかけたくて秋風は陽だまりの径センチメンタルに
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半格斎
好々爺 漢にかはるその瞬間を 思い描かむ秋寒の夜
15
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舞
疼痛を伴う夢を見る夜の間遠くなりゆ老いの良し悪し
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詠み人知らず
人様の心象量るは難儀なり 己心ですらも掴めぬものを
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詠み人知らず
年ふるも齢ばかりを老いぬれど 花摘むひともなく降ちゆく
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Akko
すみのえの みなぞこくゆる どろとても いかにすむらん ととのえば
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Akko
雲水の 雲間ななめに ながれゆく まもりもあらた すつるみか
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