うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
夜になりたたんだ蚊帳を広げては部屋につるした祖母はいま亡く
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柳井サラ
この夢がさめても夜は終らないわたしおまえをあいしていたよ
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松本直哉
光年のかなたのほしのかげやどす遺影のきみのゑみやはらかに
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ももちゅう
トーマスも仲間もコンプレックスがある ソドー島はきっと淋しい
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ゆり
梅雨いろのこの風吹いた次の朝しずかに消えた母のともしび
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ゆり
紫陽花が好きになってるいつの間に母の後ろを追いかけている
16
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朔夜
くささせずけなさず笑いの王道を貫きたまひて風と共に君
7
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朔夜
世の中の人の流れもつれづれにいくよくるよと去りぬものかな
10
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詠み人知らず
欄干を乗り越えようか鴨川の 流されてゆく 高瀬舟へと
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絡繰サンタ
だけどもし明日死にますと言われたら毒リンゴを食べて死にたい
1
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詠み人知らず
泣きたくなる時 思い出す あなたの言葉 大丈夫大丈夫
6
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光源氏
露の世に命永らふこともなし半ばの月の平家語りに
17
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恣翁
生きるとは 己以外の人達の死を 見送ると見つけたりけり
22
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ゆり
風が吹き季節が変わるとささやいたまだいかないで母の手を取る
20
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ゆり
庭の隅草花を摘む薄い皮膚緑に溶ける紫陽花と母
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あやめ
夢で会う 君は昔の ままでした 今も貴方は 時止めたまま
1
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あやめ
君がもう 土に埋まって いるならば 私は後を 追うべきですか？
1
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詠み人知らず
茜色の雲流れる隙間 見えた気がしたあなたの笑顔 元気ですか
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ぁゃ
君はもう僕とは違う世界へと僕の心は知られぬままに
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矢車菊
きみといふたったひとりの愛しさのきみのすべてを抱きしめむとす
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