うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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痴光山
燃やすごみの袋はいよよ小さくなり びん、缶は減らぬ独居の苦笑
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継海
初めての二人きりの夜君が言う弥生の部屋や母思い出す
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兎桃
問いかけに応じぬ様を見て思う吾も聞こえぬことぞ多かる
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千映２
亡き父がダンディ姿で夢に出る思わず拍手傍にいる吾は
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らくだより
春雪の重く竹のしなるのを君の心は軽やかにジャンプ
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夢花火
水玉の 青空の下 稚児思う 涙流した 姉を想い出
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継海
ついさっき綺麗な髪と言ったのに洗面に落つそれは嫌って
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澪子
何気なく描いた祖父の似顏絵は鼻の穴だけ不思議とリアル
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滝川昌之
今君はアンダーパスの底にいる昇るしかない光目指して
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茂作
聲聞きしことなき雛に聲かけて ともに遊べと誘ひしをさな
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夢花火
陶器市 静まる視線 手に取りて 父母にと目移り 四個の温もり
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び わ
母子草優しく抱いて暖かく小さな花を周りに草が
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兎桃
玉葱の微塵にするを語る義兄そんなん皆んな知ってるけどね
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海舟
ダイエット 決意はいつも 飯の後 きっと明日は ごはん少なめ
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兎桃
運転に何かと口出す女房をうるさく思うちっちぇ男
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継海
漫ろ笑みスギナ摘まんで我を見ん風吹きたれば楽しき展開
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へし切
親なれば現場仕事の息子を案ず今日も夜勤とＬＩＮＥが告げる
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恣翁
雨音の繫き夜さへ静けくて 家人の帰国 待ちて幾夜か
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澪子
母の住む老人ホームに春の雪しづかに降れり花の如くに
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海舟
爺ちゃんが覚えぬスマホ 持ち帰り 俺は今日から 手紙を覚える
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