うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
|
|
-
吉野 鮎
蒼き海水漬く屍の安き眠りを土砂降り醒まし 棒杭に碎く
6
もっと見る
-
滝川昌之
日を過ぎて安く売られるカーネーション小遣いはたいた子らに隠れて
17
もっと見る
-
詠み人知らず
田んぼとか畑ばかりの山峡に暮らす事実に吾は安堵かな
3
もっと見る
-
さえね
ちりひとつなき青空よ新しき令和の御代を言祝げる空
9
もっと見る
-
さえね
列島をあまねく浄め平成の御代の結びに降る雨の色
8
もっと見る
-
夕夏
ゆうどうてきなげんろんのとうせいははんろんできぬせんぜんににて
2
もっと見る
-
夕夏
そんたくというれいわのわれいすこしずつしんじゅんするがしょうちょうに
2
もっと見る
-
夕夏
てんのうせいはかくもながくつづいてとこそくなしゅほうちきゅうをよむ
3
もっと見る
-
ＫＥＮ
ほととぎす 生き肝を裂き 泣く鬼の 聲眞似るかな 夜半の木隱
15
もっと見る
-
滝川昌之
そのだるさ五月病かもしれません早めの休暇が処方箋です
20
もっと見る
-
春咲
明けぬ夜も世にはあるらし 愛し子を知りて知りたる悲しきことわり
18
もっと見る
-
うすべに
両腕に野の花抱いて旅立った かかえきれない未来残して
13
もっと見る
-
falcon
役人やサラリーマンは十連休モーター唸る町工場かな
5
もっと見る
-
falcon
改元の喧騒去りてさみどりの表参道わかばの並木
7
もっと見る
-
falcon
メーデーの旗なきちまた改元の騷ぎをよそにレジ打つ娘
9
もっと見る
-
水色一揆
時じくの草刈りせんと朝戸出に遠き地震の知らせ飛び込む
6
もっと見る
-
滝川昌之
事故現場 花をジュースを手向けても幼き御霊の笑むことはなし
20
もっと見る
-
桜田 武
津々浦々お祭りの令和元年維新の如くに「ええじゃないか」
5
もっと見る
-
綾
失いき万葉心を取り戻せ御霊慄わす和歌の本懐
5
もっと見る
-
かるべまり
てすさびに浮かぶ菖蒲の葉をさきてゆらめくあぶくをじっとみつめる
4
もっと見る
