うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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美津村
風に向かひ帰るは涼し朝明けて刈草匂ふ村境の土手
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風花
寝に帰る殺伐とした日々ゆえに優しい言葉のつくづく沁みる
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くろわっさん
世の中の みんながみんな 私なら うつ病患者は 絶滅危惧種
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美津村
このヤモリしばしば受箱にへばりつき新聞配る吾を脅かす
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安曇野
伝線は女の恥よパンプスを脱いだ脚ならエロスというの
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由縁
じりじりと若きに混ざり職安へ 生きるに並び働くに息
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まるきち
話し出すタイミング逃し黙ってるこの静寂がなんとも痛い
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詠み人知らず
未明から夜半に及ぶ労働で 足が膨れて 靴が脱げない
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秋日好
大学の合格通知を待ちながら庭仕事する涼やかな美女
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詠み人知らず
逆転の発想ピンチはチャンスだと勝組理論に頷けぬ家系
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秦野駒子
こんな奴にも愛し愛される人がいるのだなんて泣いてしまいそう
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詠み人知らず
親指を深づめをして痛くなり筆の運びも流浪人なり
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詠み人知らず
坊さまが焦げてしまうよ袈裟を着て猛暑の盆を単車で師走
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西原澪
働くということの疲労 寝る前に君と話せてうれしかったよ
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只野ハル
マイカーに試作品乗せ下請けを巡るおにぎり片手に持ちつつ
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只野ハル
公園で納品前の試作品最終チェックでおにぎり落とす
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一藤
定時後に そっと テキスト繰る指は 法令集に 心なぞりて
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詠み人知らず
横浜の海辺の段に腰かけて かなり真面目に 橋を見ていた
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美津村
夕刊を配る戸口に日の差して通り過ぎたる夕立匂ふ
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灯
予定立て しっかりやるよ スケジュール 世界のどこかで 働いているよ
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