うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
濃密に包んだ白い練乳は結局キミを守りはしない
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うすべにあおい
よどみたる 雲の切れ間に 陽をながめ梅雨の形の 形代わり見る
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詠み人知らず
曇り空彼方の星は見えねども瞼閉じれば君が面影
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美津村
沼田には白き鳥と黒き鳥 黒き鳥は性悪く見ゆ
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石澤健
厳しさを野の鳥たちは忘れないきっと哀歌だあのさえずりは
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神楽
鳥達が想いをよせる野原ある必ず戻る安住の地へ
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すばる
公園のお堀を泳ぐ鴨達は列を作ってのんびり進む
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灰色猫
名ばかりで何もできない母なれど 息子が贈れる赤き花篭
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灰色猫
ザラニウム我がもの顔で咲き誇り 赤また赤の爛漫
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詠み人知らず
ヒトだけが 宇宙は不思議 などと言う 疑問湧きでる 脳があるゆえ
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詠み人知らず
夜空観て ひとつふたつと 星ひろう たくさん集まり こぼれてもとに
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詠み人知らず
輝ける海の果てさへ我が世なり風新しく夏来る日よ
4
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夢士
梅雨晴やテッペンカケタと不如帰湯の花にほふ山里の青
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そる
手でつんで 必死に守った たちばなも 吹けば消えるような灯火
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ながさき
森の中 心地良い風 吹き抜ける 空気が甘い 梅雨晴れの午後
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つゆくさ
雨の日の我が楽しみはお気に入り傘開くこと紫陽花見ること
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灰色猫
水蜂に若葉も映り睡蓮花 木立の中に風通り抜け
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灰色猫
どくだみの白い花咲く庭先に 小鳥が舞いおる初夏の朝
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灰色猫
水蜂に浮かぶ睡蓮葉を広げ 陽光受けて花の時待つ
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灰色猫
朝鳥の鳴くひと声に眼をさまし 額紫陽花もはや色づいて
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