うたの一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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美津村
カーブミラーに新聞配るわが姿写るこの角背を伸ばし過ぐ
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詠み人知らず
移動距離 千粁過ぎた頃 動く目的 分からなくなる
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蜜矢 蜂郎
ブラックな上司の言葉をひねり飛ばす 合気道みたいに生きていけたら
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利己翔
ローマ字が喜びのたうち叫んでる明日はきっと悪い日になる
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詠み人知らず
居酒屋のサラリーマンの祝杯は明日から続く五連休かな
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からしニコフ
有名と話題のパンの紙袋ひと気ない路顔を埋めて
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詠み人知らず
五本もの特急列車乗り継いで 着いたホテルで 風呂は三分
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みん
疲れてるわけじゃないのさ。あの人が嫌いなだけさ、表情に出るほど。
3
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みん
さらさらと「頑張り屋さんですよね」と言われ涙をこらえる私
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唐澤貴洋
悪びれず かじり続ける 親のすね棚に上げて 説教をする
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妖本ユキ
曖昧な指示しか出せぬミーティング 誰もが地雷踏む覚悟持て
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詠み人知らず
回転機どれもが稼働 けたたまし 化学プラント お前はえらい
9
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美津村
詫び方の誰より巧しとおだてられ同僚の誤配をまた詫びにゆく
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美津村
左折しつつなにか轢きたる感触あり雀が一羽潰れてゐたり
4
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美津村
歯石をとり歯裏つるつるして愉し鼻歌洩らして夕刊配る
4
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美津村
収穫に忙しき村の細き道吾はのんびり配達すればよし
5
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新座の迷い人
出張で 「あさかぜ」 乗車七時頃 同姓汽船 みやじま通過
3
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季風
見ているよ 健気に頑張る 君のこと ひっそりと咲く 針茉莉のように
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只野ハル
退職す後輩の相談の筈が思い出話に花が咲き
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美津村
蚊遣香の匂ひ洩れたち静かなりこの家の主退院されたらし
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