うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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もぉりもり
北をさす磁石かちりと北極の熊の母子がいま歩く氷上
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詠み人知らず
憎しみを身体中から搾り出し できた隙間に 寛容を塗る
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詠み人知らず
粉雪と強風の舞うハイウェイ 目的忘れ つま先温め
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悠々
北国の吹雪は殴る拳ぞと告げたる女（ひと）のことば忘れず
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赤石仙人
冬将軍列島覆い初氷子ども心で踏み割り遊ぶ
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葱りんと
ザクザクの雪にとられるハンドルをだましだましてゴールの家へ
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暁朱音
この風は嵐といふらん暴風雪 何故おのれは徒歩でゆくのか
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村上 喬
明け方の優しい空の水色になぐさめられて今日は始まる
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詠み人知らず
しあわせの目盛は個々に変えられる いつも大きく 感じたいよね
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詠み人知らず
窓の外見れば舞降る雪片たち 明日の朝にはどうなることか
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詠み人知らず
動かない過去はさっさとゴミ箱へ 動くわたしが 未来を決める
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西村 由佳里
どうしても伝えられない気持ちから逃れるように雪降り続く
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詠み人知らず
朝の日に輝いている柚子の実の黄色きわだつ冬晴れの空
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詠み人知らず
冬型も寒すぎるのも辛いけど せめてハートよ あたたかくあれ
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詠み人知らず
風つよく寒気もまして枝木ゆれ落葉の舞ひぬ路地を急ぎて
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みなま
寒空のはだか木立にコゲラ鳴き冬はこちら？と扉を叩く
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舞
なま脚を輝かせつつ冬道を学生らゆく花のごとくに
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夢士
列島に寒波襲ひて雪の降る風情わう余地などあらむ
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らんたのいど
闇に冷えにわかに星は冴えわたる雪も舞わせた雲を散らして
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暁朱音
お仕事は不要不急の外出か 爆弾低気圧に負けそう
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