うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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リクシアナ
煽られてよろけて仰ぐ師走空暦ばかりの一年がゆく
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滝川昌之
蟹二杯一杯分の値でいいとしゃがれた声に停まるアメ横
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可不可
冬銀河あふれて了へ 逢ひたくて逢へない二人の涙あつめて
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寝惚亭奥地新吾
「沈黙」は「不在」ならずやクリスマス迎えて思う遠藤周作
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桜田 武
ＣＯＰ会議踊り続け二十五年内容実らず地球はやがて死
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桜田 武
来る年の東京五輪に国踊る観る出る算盤はじく人の息
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千映
メイドイン中国の裏に張り付いた北朝鮮の乙女子の汗
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秋日好
追いついた生誕準備にほくそ笑む駆け込み乗車の綱渡り好き
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恣翁
忙しげな 師走の町の足音を 遠く聞きたる 冬至の湯かな
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滝川昌之
杉玉に暮れの薄日が促せば並ぶ酒樽 水引纏い
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寝惚亭奥地新吾
日は暮れぬ冬至祭と洒落こまん柚子湯南瓜は要らず酒飲め
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ガビー
七階の通路灯が瞬いて 世界に何かを訴える朝
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滝川昌之
破魔矢織る か細き巫女の白指と凛と小袖を括る襷と
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滝川昌之
気忙しき師走の古都の段葛 迎春支度に行き交う人の
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荒野のペンギン
稚児の列 無事に渡りて おん祭り 終わり良ければ みなみなよろし
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詠み人知らず
荒廃の現は性の商品化セックス無しでも生きては行ける
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源 漫
京より惹く南風吹けど火消えずに濃きけぶり見る目はしのぶのみ
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夕夏
どくかいりょくがおちてるかかながきやかなくぎりゅうがげんいんでなし
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滝川昌之
遅延した車両を詫びるアナウンス人身事故に痛む師走や
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源 漫
一日中醒めて寝つきて飢うる時こそ出前取れのどかなる日や
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