うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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普徳亭大崇
軽やかに 空に舞えども 両翼に 飛行機乗せる 重き人命
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源 漫
雪止みて積もりたる上にそほ降れる小雨の街を行く影は無し
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只野ハル
久々の再入幕の幕尻の優勝すれば泣き笑いかな
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桔梗鈴
暇時に友がくれにし土産物豬口のかをりにお茶が戀しい
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源 漫
年越しの稀れなる花火の音聞くも年玉取るもしづごころかな
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源 漫
何するも流るる時が惜しくして何もせずとて時を惜しまむ
4
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芳立
長江のほとりの街はとざされて医師らに夜も年も明けざる
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つばす
パンデミックこうもり食べて感染す 人類滅亡フラグまた一つ
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桔梗鈴
さむいな と ふいとのぼつた月 みればすんだひかりにあたまがゐたい
2
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桜田 武
天網疎なる日本よりゴーンとう大ギツネ逃げしと人は言うなり
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ななかまど
ゆっくりと滑り行くこと恐ろしく地球の中のスロースリップ
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一歩
新珠のオリ・パラの年退きしボッチャ競技のチケット求む
1
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さえね
みぞれ降る朝の砂利道踏みしめて、踏みしめるようにセンター試験
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ななかまど
忘れたきことの一つの災害を忘れぬように末々までも
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可不可
雨雲は持ち運べない コアラとか 焼け死んでゐる真上めざして
7
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しろいたろしん
コトコトと焚きつけてるの誰ですか ボクも時間の問題ですね
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サルトル
一月の冷たい夜に耳にする海の向こうの炎の悲劇
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サルトル
煩悩と虚栄まみれ始まった不幸ばらまく赤い氷雨
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サルトル
また一つ憎悪の炎立ち上り砂上の涙も炭へと変える
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滝川昌之
珍しい酒の瓶など捨てられて集積場に名残る年越し
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