うたの一覧 (カテゴリー：学校 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
思春期の膿んだ心の持ち主が頑張って着る夏服の白
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沙枝
プール後に濡れた巻き毛を見つめてた初夏の教室きみの後ろで
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詠み人知らず
そうだったかかとを踏んだローファーで体育の授業を受けていたんだ
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Coo
飛べるなら一段外して構わない僕８段に拘わりません
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螢子
キャンパスを歩けばウキウキ学生になりきり食べる学食ランチ
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山田杜魚
曉の空へと窓邊の机より水兵戀人僕の船は往く
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きりあ
藻油になりわたしは日本を救うのその名もオーランチオキトリウム
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詠み人知らず
子どもらの書いた「大」の字大股で半紙抜け出しプールへ飛び込む！
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芳立
いく色の傘の咲くらむわが耳にアンジェラス鳴る遠き六月
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かっぱちゃん
悪口を吐き捨てにやりとした君の瞳に辛い過去が滲んで
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千鴇
明日には流さぬ汗とこの涙高ぶる熱を持て余しつつ
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氷魚
性質に混ぜるな危険を抱えてて遠巻きに見る 混ぜても安全
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Coo
歓声の名残留めた夕暮れの風そよと吹くラインに沿って
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氷魚
なかよしの方程式に弾かれて「あまり」になるから割算はいや
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只野ハル
梅雨寒のバスで触れ合う夏服の肩の温もり振り向けなくて
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氷魚
無理駄目どうせ私など因果。否定語に生かされている
2
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やぐるま
パン工場赤黒く立つ通学路いぬの脂が染み込んでいる
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佐々岡
蔓はさみぽつてり色づくくちびるの横にひらくはささやきの「嘘。」
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卯月
刺されますシリーズで五句提出し「真面目にやれ」と怒られたとさ
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卯月
夏休み海でクラゲに刺されます 兄（中１）の俳句のその２
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