うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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石川順一
市役所の職員なのかと間違われ市のトラックが停車して居る
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ななかまど
障子戸に芒ゆるりと揺れており秋の影絵や見惚れる日暮
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あゆか
仲良しの桜子ちゃんと美雪ちゃんキラキラネームより輝いて
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コタロー
秋風が神社詣での必勝の合格繪馬をカタカタ搖らす
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幸子
人知れず水を吹きゐる噴水が永遠の時間を司る庭
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煩悩
薄々とペーパーブックに載っている後ろ姿どこかへ急ぐ
7
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千映
爽やかな空気は分かるはずなのに動かぬ体元気がほしい
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工藤吉生
むらさきとピンクの歌が漏れているこのスナックの名を「蘭」という
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び わ
宝くじ庶民の望み夢としてサンタクロースせっせと運ぶ
7
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秋日好
風邪ひこう 手ぐすねひいてる喉奥に豚汁流し蓋をしてみる
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詠み人知らず
ループして連休前夜よ永遠に続けと願う小さな大人
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詠み人知らず
美丈夫に腕とられて踊らばや 憂きこと知らぬ姫の舞ふごと
12
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詠み人知らず
甘たるき香の シャツ寄せて 誘ふがに おとがい滑る年下の指
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詠み人知らず
続けてよ 目は見てないけど聞いてるよ 欲しくなるほど唇ステキ
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詠み人知らず
怪しげな夜会に紛れ 気を解き 粘つく視線 摘んで吹けば
7
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横井 信
曇天にそっと色づく公園の木の枝揺らし風は暴れる
12
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横井 信
夕暮れの遅れた電車 立って待つ脚の痛みに体は揺れる
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夢士
檜の香むせる湯けむり波の音岬の宿や伊勢志摩の旅
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詠み人知らず
大阪府大阪市に住む私だが個人情報今日はここまで
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ななかまど
秋陽は野仏たちの膝に乗り一体ごとに影つけて行く
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