うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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海野 冬雪
限界と指摘される集落に紅きハイビスカスの生垣
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横井 信
耕した土が渇いて帽子から流れる汗のそっと染み込む
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茶色
帰り道大あん巻きを買い求め栗あん食す秋彼岸かな
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茶色
親子連れ仲良く話す姿見て彼の日の吾と亡母重ね合わせ
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つばす
懐かしきサンマとダイコン買いそろえ 焼けた姿に昭和の香りが
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茶色
為政者に家康公の為したこと爪の垢煎じ飲ませてみたい
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Aquarius
人災は覚えていてもやって来る違う形で示し合わせて
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へし切
人並みの才に過ぎざる彼の人の威張りておりぬあはれなるかな
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トウジさん
買い換えたパソコンサクサク調子良い取り換えきかぬ吾が頭かな
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舞
秋桜は風になぶられ平原の地と空の果てゆらり眺めて
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び わ
ゴウヤの葉秋が深まりしょんぼりと良く働いて感謝あるのみ
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音蔵 雅秀
危なげに見ゆる運転 老人の 続ければ先 怖きものかも
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音蔵 雅秀
そよりとも風の入り来ぬ蒸し風呂で 身体解すは なかなか難儀
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横井 信
長月の残暑厳しく月光に雨を待ってる小さな双葉
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兎桃
何時になく暑き彼岸の墓詣水盤に水余計に手向く
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ななかまど
手を変えてサギはこそこそ蠢くが川の中洲の鷺は動かず
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千映２
コッペパンみたいな靴がお気に入り心も体も丸くなる吾は
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茂作
目を閉ぢて瀧の音聞く外つ國の 行者にあへり那智のお社
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舞
幾つかの言葉呑み込み窓際に雲眺めつつ会社一日
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び わ
中秋の名月ずれて満月に心の影絵ぼんやり映し
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