うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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蔓葵
ちぎりあれば今こそこんと鳴狐ながくも鞘のをさまれるよに
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び わ
秋日和雲一つなし青く澄み遠方の君元気だろうか
5
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横井 信
色変わる池のほとりの桜葉を雨に打たれて見上げて歩く
12
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へし切
ひとの道ときには曇り時雨るともこころは常に蒼天ぞ見ゆ
19
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菊いも
軽率を 攻め続けるは わが心 一月過ぎても 脳裏騒がしく
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朔夜
地下鉄はすぐに地上へ駆けたくてわたしはずっと潜っていたくて
3
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菊いも
悔やんでも 戻ることなし パイプ足 所在なく居る 宴のテーブル
7
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菊いも
無料です 廃品回収 招き入れ ペースにはまり 古希の婆
3
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菊いも
無料です 廃品回収 にこやかに あれもこれもと 小賢しくいる
2
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菊いも
トタン舞う 台風一過に 来た人は 塞翁が馬と 喜しものを
4
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更紗
この身しかできないことがきっとある 転んだ土に染み込む涙
15
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行中納言中将知師
たそがれの声たちけれどみ吉野の 花の坂にぞかへる知るらむ
7
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行中納言中将知師
別れてはいつ来むと思ふ逢坂の 契りしことを知るこそべけれ
4
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煩悩
一家に一機のヘリコプターが当たり前となる未来計画
5
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び わ
動いてる静かに呼吸し絶え間なく今日の陽を受け明日の命に
6
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横井 信
ため息に曇るガラスの向こう側 深まる秋を静かに纏う
15
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更紗
手を伸ばし ひこうき雲の先を追う 晩秋の風 いざ、生きめやも
11
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只野ハル
ノルウェーの森の材にて造られた部屋は焼かれて風に舞う灰
6
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へし切
いにしへの小鍛冶が技や 黒鉄のひかりは 月を纏ひけるかな
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夢士
螳螂や痩せて鎌折り秋の風 自分を使い果してから死ぬ と
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