うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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舞
幸せにすると誓いて添い生きる洗い物する丸き妻の背
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行中納言中将知師
散りまがふ銀杏の日陰映りけり 秋風ふけば時ぞ流るる
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横井 信
忍びよる冬の足おと暗闇に染み込む雨の山茶花の花
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行中納言中将知師
空蝉の穢土を去りける御霊こそ 蓮の台にしまた輪廻すれ
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行中納言中将知師
ゆく秋のいづもの桃の枯れ木影 果てなき道は黄泉比良坂
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千映
ジャガイモのゴロゴロカレーが好きだからお子ちゃまなんですお婆のお口
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只野ハル
日焼けすることもなかった夏が過ぎ伸びてく影に枯葉舞い落ち
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只野ハル
小春日が暮れ折り上げた袖を伸ばしてひとり飲んでるミルクティー
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只野ハル
自分との約束破ってソファーでまどろむお昼前まあいいか
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只野ハル
そんなもの破るためにあるのだと昨日立てた誓いに言ってみたり
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只野ハル
落ちて行くだけの自由落下は楽だけどここは１Ｇなのだった
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菊いも
傾聴で改善予防効果大 語る回想頬紅にして
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菊いも
在るは今 昨日も今日も在りません 正座して聴く老若男女
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菊いも
それは今ここにありますか ないでしょう 老師の応えこれに尽きたり
1
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菊いも
座禅堂背筋伸ばしてただ座る隣人の息すーすーと聴こゆ
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菊いも
老師説く頭の中はほっておけ五官の機能あるのみぞ今
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詠み人知らず
ご近所と暫く振りに挨拶を交わした昨日曇天の昼
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詠み人知らず
一日のなかにどれだけ指先で鼻毛抜いたら心地よいのか
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詠み人知らず
ままならぬ時の流れに降る雨の侘しきに咲く霜月の菊
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煩悩
夜明まで眠っていたいが草枕もない欲望の街のダンボール
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