うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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天野まどか
あの人が折った折り紙唐突に箱の中より転げ出でたり
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天野まどか
まだ鳴いている蝉がいる秋の日に昭和の歌が細く流れる
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へし切
老いぬれば残る月日をゆっくりと歩いてゆこう萩が零れる
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茂作
秋茄子を仕舞ふ人影なき夕べ 鳴くは山鳩聲近くして
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び わ
庭の隅彼岸花咲き秋知らす暑い日徐々にしずまりていく
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音蔵 雅秀
小夜中の投稿人とのかぶり避け 歌投ずれば目覚めは昼中
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音蔵 雅秀
恐怖心辛さ悲しみ 能登の子ら 無垢な心に抱き生くのか
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音蔵 雅秀
願い込めランタン飛ばす大空に 思いよ届け神の御許に
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横井 信
そよ風にふらりと揺れる草むらの右へ左へ気ままなリズム
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仙人の弟子
バスに乗りぼんやり外を眺めると幼馴染が自転車を漕ぎ
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秋日好
空高き気持ち良い日に洗濯の音を友とす面白さかな
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舞
妻の背も我の背もまた丸くなる古き写真は時を嗤うも
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び わ
面白み短歌囲碁手話本格に実感するはこれから先か
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茂作
隣家のあるじ戻りて嬉しきや 庭の野菊は早咲きにけり
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音蔵 雅秀
思うだに 能登の人々苦しむを 何も出来ねど 忘れず寄り添う
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横井 信
草むらをぐっとかき分け里山で追いかけていた夏は逃げてく
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夕夏
りっぽうふさいばんしょとでしえんうけえぬえいちけいぜいたくされぬ
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茶色
懐かしき人と語らうひとときを車窓に浮かべ家路に向かう
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茶色
道端にキバナコスモス風にゆれ写真収める散歩の途中
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兎桃
石鳥居くぐれるはただ秋の風子等の遊びし昔懐かし
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