うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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もどり
胸元に何か詰まっているらしく息を吐いては吐いては吐いて
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夢士
懐かしや綿の布団を叩く音パンパンパンと昭和の名残り
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夢士
冬至とて柚子求め来て忘れ置き夕餉の膳の柚子の香の椀
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横井 信
雨の日は濡れた足おと響き合い静かな時が通り過ぎてく
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横井 信
葉を落とし枝は空へとしなやかに雨に濡れつつ春待ち伸びる
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つゆふみ
聖夜には眠るこの子に「恐竜」と、父を裏切る力をおくれ
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幸子
元旦が賞味期限の納豆が初日のごとくスーパーに光る
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新座の迷い人
我が胸中 泡沫のよう 浮かびては 消え幼な日を 思い懐かし
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コタロー
大掃除遲々と進まぬ部屋の中ナマケモノとは我のことなり
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ななかまど
はやばやと陽は西に傾きて冬至南瓜の由を楽しむ
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半格斎
捕方の笛かと紛う音流れ 冬の夜長のする事ぞ無き
8
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新座の迷い人
老いたるか こんな事忘れ 思いだし 無事治せては 嬉しかるらん
6
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煩悩
雪深い谷に住む樵がトンネルを掘るまだ虹は見えない
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舞
朝日へと光りを歩むランドセル小さきその背に翼持つ者
8
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新座の迷い人
パソコンの お気に入り出かけ 困り果て 治した貰う サポート会社
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び わ
茜空今日の幸せ示しつつ明日も幸せきっと来るよと
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横井 信
父母の語る言葉にうなづいて風に耐えてる枯れ葉が揺れる
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詠み人知らず
死後界はありやなしやと禅問答応えて曰く「糧にきす」と
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しずく☆・．…。
傷跡は 歪む運命を 乗り換える ための目映い 電車の切符
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ななかまど
一日を急ぎて刻む冬至かなお茶一杯で伯母は腰あぐ
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