うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
おぼこいね 祇園囃子の 栄子ちゃん若尾文子に こんな時代が
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詠み人知らず
モノクロの 昭和女優 艶やかに 若尾文子に 新珠三千代と
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詠み人知らず
北風に吹き清められし道行けば門外に溢る詣での賑わい
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舞
生きてきた足跡のみをひと片の言の葉のなき詩と遺して
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松子
パンジーのような模様の黄色の犬それからインド 私の初夢
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もどり
独学は息する歩くが限界で空気読解は履修してなくて
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只野ハル
ミキサーの七草粥は薄緑一匙掬い母の口へと
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横井 信
新しい靴で踏み出す一歩めは朝陽の中で鳥と語らう
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夢士
松納めバス停に立ち深呼吸さよなら正月駅へと向かふ
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北窓
遅刻魔の花も持たずに墓参り苦笑いする冬の朝です
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つばす
冗談を本気で受ける京おんな 関西エスプリ不毛の京都
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つばす
京おんなボケと突っ込みできなくて 会話はいつも空回り
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あゆか
後輩が成人式に出席す田舎へ帰るルートを探す
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ななかまど
それぞれに雪を載せたる羅漢さん話し掛けたや木久扇の顔
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つゆふみ
ガイガーでゆかにマイクロシーベルトその上をゆくこまちはやぶさ
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詠み人知らず
初詣終えて望めば遙かなる地平に白きひときわの富士
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煩悩
まだ遠いオアシスへと列をなす駱駝は帰路を学習している
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もどり
「セクハラ」の欄に書き込む「特になし」（ギャグのセンスはカビ臭いけど）
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舞
星をゆく銀河鉄道停車場を仰ぎて探すふるさとの空
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詠み人知らず
現実の世間でユーモアなんて真似すれば後々恥ずかしくなり
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