うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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ななかまど
寒たえる心解けむと潮風に当たりておりぬ吾とかもめと
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コタロー
梅が香にメジロ跳び來てチチと鳴く大和の國ぞ我の故郷
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コタロー
一面の菜の花畑に吸ひ込まれ幼き日々の記憶が巡る
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コタロー
網越しの犬を撫でれば眼を閉ぢて僕に全てを委ねてをりぬ
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舞
満ち足りた休日の朝妻淹れる茶のまったりと沁みる温もり
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漫ろ野
曖昧の真ん中にある今がいい 取捨も選択もハイもイイエも
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千映
使い捨てマスクの中にガーゼ入れなぜか落ち着く爺婆二人
10
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千映
デレクターと発音してる鶴光に昭和の香り漂うテレビ
8
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横井 信
ぬくみゆく風に吹かれる道端の花は増えゆき くしゃみもひとつ
10
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横井 信
休日のひかりを連れてさわやかに目覚めを誘う春の風音
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つばす
奈良のシカ怯えて息子母すがる 泣き虫小さきラガーマン
3
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こぐまじゅんこ
はるくんと庭の金柑をとりました爽やかな香りに包まれながら
6
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夢士
マスクして縁つき眼鏡ハンチング怪しげな吾歩く街中
9
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煩悩
よそゆきの風がそよぎはじめる春はもう透明な水田を育て始める
8
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つばす
寒い朝幼稚園児のおはように 水仙にっこり笑顔で返す
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舞
誕生日向かえし朝に目覚たる我産む母も目覚めたる朝
4
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夕夏
いちねんじゅうみかけることりきごにししょうちくばいのしゅめいもあるや
4
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千映
折れそうなこころに沁みる言の葉は吾に優しくバス降りるとき
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横井 信
早春のひかり溢れる青空に夢と希望のハトの羽ばたき
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由縁
手をあげて意見を述べてそのあとは 是非をジャッジする二人の自分
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