うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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桐生賄
トンネルを抜けて木蓮・桜の木 よくぞ来たねとお出迎えなり
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高松 蓮
ちいちいと メジロ群がる 街路樹の 後ろにすすける 東京タワー
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高松 蓮
寒空に 飛ぶ鳥の声 いかほどの 人が気付くか 始業直前
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たけくらべ
風に舞ふ卯月の夜のひとひらの零れ桜に春惜しみけり
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沙久
コート変え肩の荷がおりたかのような 軽さ感じる白と空の青
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鰹鯨
朝の日に少しの風が運ぶ春 薄い花色 目にまた優し
11
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へし切
風に散る花のこころは知らねどもなどか悲しや吾が身をかさねむ
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夢士
さみどりの風吹きたるや雲流る今もかわらじ北条の空
20
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舶女チェルシー
幸せを運ぶ準備と練習をのんびりしている４月のクローバー
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千映
絹の雨渇いたこころ潤して知らん顔して立ち去ってゆく
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新座の迷い人
奈良県の 若草山の 山焼を 知れはすれども 見た事なしに
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赤俊雄
塩からい花弁の茶を舌にのせしゅんの薫りに身をひたす幸
13
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リクシアナ
春空の青さを探す色見本 過ぎ去る風がページをめくり
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新座の迷い人
窓の外 そぼ降る雨に うたれても 花びら散らぬ 山桜かな
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矢車菊
つぼみとは祈りのかたち またひとつ願ひの花が咲きますやうに
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千映
遅霜に当たったシンピジュームの葉ただれた色は涙の痕かも
12
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フライド丸
温し夜の沖に港に輝ける人の灯りぞ春の烏賊かな
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たけくらべ
儚くも浮き夜に映えし一本の枝垂れ桜に溜め息のつく
10
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リクシアナ
言葉には変えずに握る涙粒 ぶつけた空に雲片ひとつ
13
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西村 由佳里
雨の日の星の形の砂たちよ今しかないんだ空へと昇れ
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