うたの一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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茶色
布団から起き上がるのに躊躇する寒い朝との駆け引きの日々
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横井 信
渋滞の車の先の陽だまりにゆっくり落ちる銀杏の黄葉
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ひよどりよりこ
天空がステンドグラスと気づくときいちどに壊れる音がきこえる
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ひよどりよりこ
いかめしい考古学者の顔をしてさんまの骨をゴミ袋入れ
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ななかまど
大雪や蠅生きている生きている障子の桟の紙の温さよ
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Aquarius
金持って金に心が縛られるなくて迷惑あって迷惑
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舞
ハートの枯れ葉 輝く薄氷 朝食の香 何とはなしに 佳き日の予感
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び わ
明日から手話の中級開始する最初のテーマ聴こえぬ体験
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茂作
高野山茶店に立てどお大師を 詠いし聲の耳に殘れる
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天野まどか
どっと吹き堪えきれずに木枯らしはひゅるひゅる泣き声引きずってゆく
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天野まどか
戦いの狼煙を上げて今日もまた吾が内面の戦場駆ける
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横井 信
ニュース告ぐ気温の下がる週末に落ち葉を集め遊ぶ陽だまり
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痴光山
十年前より暑さ、出水、地震の増し 四季のゆるみぞ短歌に残りぬ
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ななかまど
血圧は安定してますいいでしょう手すりにように医者の言いおり
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舞
明けてゆく青の空へと遠山の峰は出で来る白き大雪
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び わ
最近は服装選び気にかかる囲碁手話会や寒さ対策
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茂作
書讀まづものも思はづみやこべの 狹き畑に鍬打ちて過ぐ
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横井 信
もう冬の白い息吐きゆっくりと昇る朝陽をホームで拝む
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へし切
この年も二十日余りとなりぬれば 忙しき中にも穏やかなれと
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痴光山
師走来て過去の賀状を取り出せば つひ読み止まず夜の更け往く
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