うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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夕夏
さんさくであせばむはだにここちよきかおるはるかぜほほをなですぐ
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恵雪
残業も悪くはなしと思はせる街灯に映ゆ夜桜並木
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草木藍
はかなげな淡いオレンジふるふると空地に揺れるひなげし愛し
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恣翁
香に覚る 暗き庭なるゆすら梅 目をし凝らせば ぼんやりと浮く
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夕夏
こじゅっけいほととぎすけきょけきょけきょとうぐいすのごびとらえきょっきょきょ
4
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うすべに
植え込みにならんで咲いたチューリップ 元気な声にこたえて揺れる
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痴光山
満開を仰ぎ見つづくひとの脇 たんぽぽと語る胴吹きさくら
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滝川昌之
花冷えも見頃期間が延びるなら一度伸ばした背を丸めても
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夢花火
儚きも 散りゆく夢を 人に魅せ 来年手を振る 風揺れ桜
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兎桃
何処より遁れ来たるか大池の土手に咲える花韮の叢
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び わ
街路樹の染井吉野が吾みつめ元気ですかと励ましており
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仙人の弟子
どんこ舟 春の日射しは ぽかぽかと 川面きらきら ゆらゆら進む
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小林道憲
桜咲き 弥生の空は気も晴れて 寒さ残れど心勤しむ
1
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西園寺東彦
まことなる春はいつかと尋ねれば睦月と云ふたり卯月と云ふたり
2
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うすべに
うすべにに混じって凜としろい花 波浮のみなとをかおりで語る
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痴光山
さくら花見るひとあるも、ひとなきも 咲き闌け随所に 主となりたり
3
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夢花火
チューリップ オランダの花 確かそう 悩みながらも 見つめほころぶ
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夢花火
散る桜 今年も見れたか 雀の子 風靡な容貌 目を奪われて
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へし切
菜の花が咲いた咲いたよ蝶は舞ふ春はふんわりほのぼのとして
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継海
長雨に茎が曲がりたチューリップ花弁落つ土見続けており
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