うたの一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
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シダ
西の地を戎とぞ呼びし昔なる虎の身動ぎ今また聞こゆ
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滝川昌之
かぼちゃ色の夕陽に暮れる街中でコウモリたちがねだるキャンディ
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shooonk
濃霧からあまたの誹謗浴びせられ己の価値を見失すがこの世
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行中納言中将知師
契りせし夜の遠くせぬうき人を やむ身になるも恨みだにせず
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ガビー
宴会は不要不急と言われても 心は会話で潤されたい
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恣翁
秋の陽の 背に温きを 木枯らしぞ 帽子の鍔の下にさへ吹く
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南都
鐵板に丸く燒けをるお好みに餘白の意味を考へてゐる
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詠み人知らず
蝋燭を 吹きかける様 命を消す 悪意はなくて 当たり前の罪
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恣翁
炬火の照らせし闇は 異様にも 色を鉛の昼に変へけり
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シダ
「差別ではなく区別」だと云ひけるに構造を見る視点のありや
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宝ノ木
近隣の 店の店員 横柄な態度で接客 我等がされし
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葭堂
遅い日の 濃い目に作る 味噌汁は 冬の空気が 湯気に混じ入る
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滝川昌之
最初から取り分けられた寄せ鍋にコロナ解雇の奉行淋しき
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桜田 武
米国の選挙戦犬猿の仲か遮り罵る非はあの人に
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みをつくし
マスクしてフェースシールド なほ歌ふ をのこら一途になほ歌ふなり
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みをつくし
高齡者 接種と重なり ひと試煉 問はず語りも噛み合はずして
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樟明子
いつまでも續ゐて終はり見えぬまま力拔かねば生きてはをれぬ
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瀬戸内チハヤ
コロナ禍で獅子もえ舞はぬ祭りの夜金木犀の香のみぞ舞へる
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緒川みるな
學問の 自由自由と 氣焔あぐる 學術會議の 叫び空しき
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シダ
子宝と言祝ぐ者の宝にはならずに育てあまねく子らよ
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