うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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うすべに
むらさきに霞む山の端夕月と里のほかげにうるむ菜の花
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うすべに
寒い日も幹にふれればあたたかい 樹液の音のほのめくさくら
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兎桃
三寒はあれども四温なかりけり春の彼岸も近しこの頃
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恣翁
夕映えの 燃ゆがに包む家並みに 季を忘れて風花の舞ふ
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夢花火
天からの 采配ありて 多忙なり 手を組みあわせ 感謝の想
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澪子
長き冬耐えて今年も金色の福寿草咲く谷間の村
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夢花火
しとり雨 濡れし衣の 冷たさを 想像するに 寒気する者
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痴光山
首飾りの如き八洲は揺れ止まず 美しき山河ぞ地神いたぶる
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音蔵 雅秀
春入るも しと降る雨で花冷えに ほころび始む桜足踏み
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音蔵 雅秀
猫に見え 覗いて見れば 双眼鏡 草の造形 なかなかやるな
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夢花火
早起きし 豪雨となりて 龍唸り 計画潰れ 呆然とする
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夕夏
らんちゃんはねこいまごさいにじゅうねんいきればわれはそつぎょうむかえ
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うすべに
青空にきいろい花はよく似合う 思いははるか遠いかの国
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滝川昌之
群発の千葉県沖が気にかかる大きな揺れが起きねばいいが
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夢花火
雨雫 傘の伝わり 氷雨降る 肌に刺さりし 家路の苦労
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うすべに
けきょけきょと雑木林をあたためる 本番はまだ春のおけいこ
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海野 冬雪
ラストボゥ 極北の犬翻り 飛び切り夕陽へ遠吠えを
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痴光山
薄日射すベンチの幼のシャボン玉 を横方に奪ひ去る春の風
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兎桃
庭に在る柿の古木を見上げては今年の春の芽吹き危ぶむ
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夕夏
れいきゃくのみずはたえたがおせんすいみゃくみゃくとありせっけいとかし
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