うたの一覧 (カテゴリー：学校 並び替え：新着順)
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風橋 平
雨滴する天のましたの土を掘る埋葬者はまだ深きに眠る
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風橋 平
今日昨日穴ある文を思い出し日誌を開く真夜の畳に
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詠み人知らず
ありがとうお母さんとお父さん どうして僕は飛び降りちゃうの？
7
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詠み人知らず
この月に成すべき意思は溶け出して 触れもせぬまま八月果てる
14
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詠み人知らず
甲子園 力尽くした 球児達 悔し涙に 胸熱くなる
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さっきー
宿題が終はらないまままどろみへ今宵の夢で教師に臆さじ
3
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浅草大将
神ありと大音声に呼ぶ我に師のにくしみのひとみ燃えつつ
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枝戯
学びやの窓を放てば花の海風に波立つ椿寒桜
3
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虫
祖母の家 行けば必ず 雪の宿 ふと思い出し 食べたくなった
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ぷー
自転車に「これも青春」言い聞かせ色無い校舎へ今日もまた行く
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詠み人知らず
学校の解放プールに通い詰め 牛乳飲めば背が伸びた夏
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ふきのとう
少年はしなやかな背にべったりと汗にじませて部活終へたり
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三日月トカゲ
「乗り越えない」辛い出来事、哀しみはみんな抱えて ただ生きるだけ
3
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詠み人知らず
薪を背負い歩きながらも本を読む そんな気楽な勉強したい
9
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かぐら
ありがとうと金魚のように尾をひらせありがとうとい、ありがとうとい
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詠み人知らず
あの頃は気が引き締まる気がしてた３年の時間で首を絞めるネクタイ
3
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工藤吉生
卒業式 証書の入った筒を開け空に祝砲ポンポン放て
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卯月
薔薇色に墨がにじんで消え失せて兎は今も鳴いているのだ
2
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かぐら
おんこうな黒板使いが怒りけり 母胎の音を響きおおせる
1
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かぐら
返答を欲しいとねがうこといつかアーッといって偏桃を出す
2
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