うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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只野ハル
突然の別れに何を言えばいい何も言えない急な別れに
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異常者
魔法のみ通行許可のおりる午乙女椿はつやめき誘ふ
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異常者
黒鳥の羽ひるがえし夜を連れ水面に彗星導き堕ちるは
2
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異常者
踊り初め頬そめ笑まふ少女らの真白きドレスにつぼむ薔薇は
3
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敦希
目を細め狹庭に分け入り香しと 君笑む日想ひ新芽を育て
5
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坩堝
冬の浜激し白波砂を濡らす身を切る風に産まれ変われり
3
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へし切
わびさびの善し悪しなどはわからぬがただわびすけてふは冬の花なり
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たく
あさつゆに 朝日をあびた ひとしずく 見つめるだけの きのうの君は
2
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彫出 画
気がつけば彷徨いながらここへ来た 鬼火が踊る漁村の夜半
2
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たく
北風に 髪をおさえる 君の手に 指輪はなくて ため息をつく
2
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異常者
回復期やっと気持ちが上へ向く芯の根っこはまだ縮むまま
4
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彫出 画
幼な子の手を引き歩く君がいる 夢から醒めて唇を噛む
3
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澪子
うつすらと頬を染めたる少女らの笑ひさざめく山茶花の坂
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己利善慮鬼
留めてはおけない雪が留めなきゃいけない人の比喩になる朝
1
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敦希
ミント味消えても惰性で噛み続け 吐き捨てられないただの粘着
5
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極小金具
君がため叱咤まらすも意に染まず なほも引き摺る我が身あさまし
1
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へし切
いつの日も逢いたい君は夢の中それでも逢いたい覚めないうちに
7
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中康
ありありと 夢見しひとは 知らぬ人いつか逢ったか いつか逢えるか
0
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中康
冬空に 天守に月の お堀端水に映るは 待つ本の女
4
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極小金具
書と駄弁り天呼ばらるよりつられ見る 我が思慕つもるは冬が春
1
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