うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
里村のせせらぎ涼し法師蝉聲を背にして車窓空けゆく
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Chico
教室を阿鼻叫喚の坩堝にし天井近く かまどうま 跳ぶ！
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ゆり
あやまろう 誰にでもいい とりあえず 鏡につぶやく ごめんなさいね
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ゆり
二の腕に 風がにじんで 百日紅 落ちてコロコロ 立秋の朝
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秋日好
隣家向け咲くと決めたかクレマチス引き戻しては薔薇に絡める
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たけくらべ
温風の止みて漫ろの夕涼に蝉の聲音のとまらましかば
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恣翁
楊 昼の暑さに 巻きし葉を垂らし 夕べに 一息吐けり
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桐生賄
震災で壊れた北上大橋も 元通りになり嬉し事だね
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コーヤ
ペダル漕ぎ 小鳥蝉鳴く うたに乗り 風切り分けて 追いかける夏
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コーヤ
夕暮れを待ち侘びながら夕化粧だれを想うか可憐に微笑む
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朔夜
冷房が効けばくしゃみと鼻づまり窓を開ければ滝水の汗
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夢士
秋立ちて葛の花咲く野辺のみち草木のみ知る秋の訪れ
20
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リクシアナ
渋滞のテールランプに遠花火なつやみ深む里の桟敷座
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桜枝巧
けだるさと潰した蚊を切り刻むため思いきり振る硝子水のビン
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桜枝巧
透明と蝉の抜け殻閉じ込めて硝子水の中夏がはじける
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詠み人知らず
空蝉の解き放ちたる魂の葉裏にしがみ轉生ゆだねん
8
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人三昧
梅雨空を 蹴とばしたるか 夏の空 猛暑酷暑と 蝉が啼くなり
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絮谷新
自転車で跨道の下に穿たれし隧道ゆけば暗き水溜
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高松 蓮
夏の空 真白き入道雲の奥 灰色雲に なぜか惹かれる
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詠み人知らず
豊かさをチラ見せしてる歌ばかり オレには合わぬ それじゃバイバイ
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