うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
|
|
-
灰色猫
手をとって欲しかったけど手をとってもらえなかった世界を生きる
10
もっと見る
-
只野ハル
瘦身に纏うＬＬ触診の指易々と素肌を滑る
2
もっと見る
-
奥月汀
まぐわいの名残りにわかに匂いたち金木犀のように我を待つひと
3
もっと見る
-
うすべに
ふと浮かぶよろこぶ顔にうわの空つい間違えた編み目数える
3
もっと見る
-
天徳乃東風
冬の夜に 寒しと言ひて 思ひ出づ 別れざりせば 君が編ままし
1
もっと見る
-
日々草
君のため とびきりの葉を後ろ手に ともに愛でたき赤い幸せ
3
もっと見る
-
鱈場蟹蠢徊
二人きり 時よ止まれと 願へども 紅葉降る降る 恋路は霞む
2
もっと見る
-
奥月汀
修行僧のごとき険しいまなざしで生クリームを泡立てている
7
もっと見る
-
夕桐
絡まつた汝の白絲を梳くやうな円き手鏡みづのささらぐ
5
もっと見る
-
灰色猫
天体の神話の本を読み漁るあなたが星のような気がして
6
もっと見る
-
ＫＥＮ
小夜深み 路の落ち葉の 乾ぶ聲 認め迷ひ 詠む玉章の
11
もっと見る
-
天徳乃東風
この秋の 望月の夜の 缺けざれば 君の姿を 隱しざらまし
2
もっと見る
-
鱈場蟹蠢徊
すすき海の 尾の靡く先 君霞む 我の鷗は 永久に彷徨ふ
4
もっと見る
-
ななかまど
軽やかにステップ降りるバス通のセーラー服の白きマフラー
3
もっと見る
-
舞
恋文は 届くことなく あてもなき枯れ葉いち葉北風に舞う
8
もっと見る
-
萱斎院
ひとかたへ風のよせつる葉をみれば こころづくしの冬ぞきにける
9
もっと見る
-
夕桐
守るべき御身ありき險しとも弱き支へる月になりたし
6
もっと見る
-
灰色猫
ほら月が赤くなったと君の声まぼろしだけど聞きたかったな
6
もっと見る
-
凌霄花
あかがねの月影満ちて空遠く浪漫に包む幻想の優しさ
14
もっと見る
-
さえね
暗闇のあなたは誰かのものだけど月食終わるまでは あたしの
5
もっと見る
